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鉄コーティング(2)

2月26日

14℃で4日間の浸種の後、いよいよ1回目の鉄コーティングをします。

朝イチで水から出して、脱水機で水を切ります。

そして、種籾はコーティングマシンへ。

ぐるぐる回しながら、鉄粉と焼石膏をまぶしてコーティングしていきます。

コーティングが進むにつれて、鉄粉で黒くなっていきます。

10kgの種籾に対して、鉄粉3kg、焼石膏0.3kgでコーティングします。

最後に焼石膏0.15kgを追加して、コーティング終了です。

続いて酸化工程へ。
鉄粉は酸素と反応して錆びるのですが、その際に発熱します。
あまり高温になると、種子としての発芽能力が失われてしまうので、酸化工程は温度制御された状態で行う必要があります。

専用の酸化調整機で12時間ほど水を噴霧して、その後12時間送風しながら酸化を促進します。
ここでムラが出ないように袋を積み替えして、その後24時間温風で乾燥して出来上がりです。
黒かったコーティングが、酸化することで赤茶色になり、表面はかなり硬くなります。

水分が12~13%まで乾燥しているのを確認して、ビニール袋に詰めて保管します。

今年は約500kgのコーティングを予定していますので、あと4回作業しなくてはなりません。
頑張ります (^o^)/

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